RPC-106

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初発見時に水中ドローンを使用し撮影されたRPC-106

登録事象コード: RPC-106

オブジェクトクラス: Beta-Orange

ハザードタイプ: 動作性, 知覚, 水性, 集団的

収容プロトコル: RPC-106の移動は、衛星画像を介して常に追跡されます。 RPC-106が海岸線または公共エリアに近づいているように見える場合、そのエリアの封鎖を行い、即座に対策を講じる必要があります。

RPC-106の異常な動作は、一台の水中ドローンによって監視されます。 RPC-106の実体のいずれかによって行われた移動、あるいは異常な変化は、文書化されなければなりません。

説明: RPC-106は、現在インド洋に存在している異常性を持った大規模な石像群です。すべての実体は、石灰岩によって構成されており、一貫して平均的な人間とほぼ同じサイズです。
また、すべての実体は老化と風化の物理的な兆候を示していますが、実体はまったく破損せず、実質的に破壊不可能であることが判明しています。現在、RPC-106は1,251個の実体で構成されています。

RPC-106は、筋肉やそれに値する組織を持たないにも関わらず、自身の意思で移動することが可能です。また、RPC-106は、決められた動作のみ行うことが可能です。それらは3つの異なる行動に分けられており、RPC-106の動作はその選択肢の中からランダムに切り替わります。

  • 一方向に前進する。RPC-106のすべての実体は、同時に付近の海域の異なるエリアに移行します。これは深海に限られているように見えますが、稀に海岸線に向かって移動するのが見られます。
  • それぞれの実体が異なる動作を実行する。これは、祈祷や会話(発声はできませんが)など、様々な行動をすることがあります。
  • 完全に静止。すべての彫像は「静止」期間に入ります。「静止」は、一般的に他の状態よりも長く続き、最大45〜59時間続きます。

いかなるヒューマノイドであっても、実体の周囲約1キロメートル以内に立ち入ると消失します。この消失は、対象の身体を存在から完全に消滅させることであり、前述の人間に付着した非生物学的な物体(衣服など)も同時に消失します。しかし、現象の発生する正確な範囲は不明です。

影響範囲に入った人物の消失から最大24時間後、RPC-106実体群に新たな実体が現れ、それは、他の実体と同じ特性を持ちます。新たに出現する石像に施された彫刻は直前に消失した人物に酷似していますが、出現した実体の思考はまったく似ておらず、RPC-106の他の実体のようにランダムに動作するようです。

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