RPC-104

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RPC-104

登録事象コード: 104

オブジェクトクラス: Gamma-Orange

ハザードタイプ: 有機的ハザード、高等知性ハザード

収容プロトコル:RPC-104はサイト-███の水中にある、2m x 3m x 2mの鋼鉄で補強されたアクリル樹脂製収容セルへ可能な限り収容されなければなりません。その生態を考慮すると、従来の手段でのRPC-104の恒久的な収容はほぼ不可能です。原因は不明であるものの、RPC-104は現在サイト-███内で自己収容状態にあります。RPC-104が収容違反を起こした場合、回収部隊が到着次第収容セルへ戻されます。

説明:RPC-104は1992年██月██日、サイトの拡張を試行中に機構の関心を引きました。RPC-104は身長約1.85mの成人男性であり、アメリカ海軍の量産型送気式ダイビング装備を着用しているように見えます。装備からは酸素供給用のタンクやケーブルは確認できません。しかし、RPC-104からは呼吸を試みているとしか形容できない音声が録音されています。このことから、RPC-104は呼吸を行っていると考えられています。

RPC-104は腰に容量が無限であるかのように見えるツールベルトを着用しています。映像記録より、RPC-104が様々な器具を使用する事が確認されています。これには酸素燃料機構に未接続にもかかわらず機能する酸素アセチレン溶接トーチなどが含まれます。RPC-104のツールベルトから取り出された器具は全て激しく損傷しています。例えば、溶接トーチは錆びてフジツボに覆われています。

RPC-104は大まかにバミューダトライアングルと定義されている範囲内(サイト-███)にのみ存在できます。研究チームによるRPC-104をサイト外へ移動する試みでは、オブジェクトの非実体化とサイト-███内のランダムなポイントへの再出現が確認されています。

RPC-104は海底6,115mに存在する破壊された特定の構造物(RPC-104-2)の維持および再構築に専念しています。RPC職員による構造物の再構築の試みは全て、現地の動物群やその他の事象の進行妨害により失敗しています。RPC-104-2の特性は不明です。(補遺 104.2を参照) RPC-104は身体を非実体化することで収容セルを通過し、収容から脱走する事が可能です。RPC-104はその後RPC-104-2へ移動し、その再構築を開始します。

水面上へ移送された場合、RPC-104は極度に攻撃的な行動を取るようになり、あらゆる手段を用いて再び水中へ戻ろうとします。水中ではRPC-104の行動は正常に戻ります。多くのインタビューでの質問の際、RPC-104は唯一「直さねばならない」とだけ応答しています。





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