RPC-038

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終了前のRPC-038個体。

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登録事象コード: RPC-038

オブジェクトクラス: Beta-Red

ハザードタイプ: 知覚, 有機的, 攻撃性

収容プロトコル: RPC-038の全実体は、システム全体に向けて水、ガス、下水および電気を供給するための配管システムを持った、最小サイズ20m×20m×15mの大型隔離チャンバーに収容する必要があります。毎日2回、全ての収容されている実体に飼料を提供するためにDクラス職員1名をチャンバー内に残します。パイプシステムが破損したり、RPC-038実体が死亡した場合、非殺傷性武器を装備した修復チームが問題を解決するために送られます。緊急時には致命傷を与える武力の行使が許可されます。

RPC-038実体は常に6体までしか収容しません。チャンバー内が満杯となっている間に発見された野生の実体はいずれも終了されます。RPC-038の活動が認知されている地域で、犯人の特定ができない酷く切り刻まれた死体や、都市調査員の失踪に関する報告がある場合、機関の収容担当者は事件が発生した当該エリアを調査する必要があります。

説明: RPC-038は、パイプに似た長いケイ素系生物に与えられた名称で、そのような構造を持つ通常の素材よりも著しい柔軟性を持っています。RPC-038の持つ明らかな特徴は、その生物全体の半分の大きさまで広がる口とそこにある大量の犬歯です。餌を容易に獲得し、交配することができる地域に住む傾向があり、通常は放棄された人間の居留地等で見つけられます。RPC-038には周期的な略奪パターンがあります。 その大半は、水、ガス、電気などの配管や配線で消費される資源を狙ったものです。この挙動から約1週間後、サイクルは第2段階目に移り、近くにある配管枠に混って人間が通過するのを待ちますが、この段階があまりにも長くなる場合には狩りに出ることがあります。これらすべての資源は、RPC-038が生き残るために必要なものです。

RPC-038は高い代謝性を有しているため、これらの資源を大量に必要としています。そのため摂食活動が行われている地域においては、資源の深刻な不足が発生する可能性があります。RPC-038実体は縄張り意識が非常に強く、縄張り内に侵入してきた生物に対して非常に攻撃的です。RPC-038実体がどのようにして繁殖するかについては知られていません。有性または無性生殖による繁殖は観察されておらず、また卵も収集されていません。RPC-038は人工的に作成された有機生物である可能性があります。この理論は、機関による撲滅活動で阻止された、全てのRPC-038関連事象の存在によって支えられています。しかしながら、数年後には再び事象が開始するものと考えられています。

RPC-038は休眠状態で卵を産む可能性があります。また卵が孵化するために必要な刺激を受けるまでは休眠状態のまま待つものと考えられています。これらの可能性は互いに排他的なものではありません。可能性が低いものとして、RPC-038実体が単純に休止状態に入るという推測もありますが、これは一度も文書化されていません。

事件038-A: ██-██-19██に、RPC-038の収容室で壊れたパイプが発見されました。修復チームが収容室のドアを開けたとき、RPC-038の全6体が待ち伏せをしていました。実体はチャンバーから脱出する前にチームの各メンバーを殺害・無力化し、さらに観測チームを攻撃しています。サイトは直ちに閉鎖されました。2体のRPC-038実体がサイトの電源の消費を開始、全実体が鎮静化されて再収容が行われるまで、サイト全体が不安定な電力状態となりました。第二修理チームは、RPC-038によって破壊されたパイプを発見していますが、これは協調性の不和が発生したことによるものと信じられています。

RPC-038実体について、この考えを裏付けするような他データはありません。修理の際にはさらに注意を払う必要があります。この事件以降、数年に1度、侵害されたサイトの周囲とその内部に多数のRPC-038実体が現れるようになりました。原因については不明です。

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