RPC-021

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登録事象コード: RPC-021

オブジェクトクラス: Gamma-Purple

ハザードタイプ: 高等知性, 再生

収容プロトコル: RPC-021-1は北極海の████████ 島にあるサイト-98のクッションが敷き詰められた収容室に収容されます。収容室には常に120㏈1以上の音量で音楽が流されなければなりません。また、収容室は天井に設置された投光器により最低3000㏐2の光で照らされていなければなりません。投光器は故障に備え、二週間ごとに交換される必要があります。RPC-021-1には一日に三回食事が与えられ、それにより生じたすべての廃棄物は毎日除去されます。RPC-021-1には毎食後にWolan-グレードの抗麻痺薬を投与しなければなりません。いかなる状況下においてもRPC-21の実験は禁止されています。RPC-021-1はこれまでこれらすべてのセキュリティ対策に協力的ですが職員は抵抗の試みを警戒し続けなければなりません。

職員はRPC-021-1が眠らないように常に監視します。職員がRPC-021-1が眠りそうだと判断した場合、CSD職員を派遣し、彼を目覚めさせます(インシデントログ#1を参照)。サイトの職員は常に心拍数監視装置を装着する必要があります。職員の心拍数が横ばい状態になった場合、RPC-021-1の収容室内のスプリンクラーが作動し、水を散布します。これらのスプリンクラーは毎週テストされることになっています(インシデントログ#2を参照)。いかなる状況下でもRPC-021-1を殺してはなりません(インシデントログ#3を参照)。RPC機構はサイト-098の周囲25kmで人間による開発と輸送がなされないよう活動します。

説明: RPC-021はおよそ███歳の中東系の男性に感染している起源不明の病気です。RPC-021には多くの異常な特性があり、その最も顕著なものはRPC-021-1が眠ろうとしたときに発現します。これが発現したとき、半径が拡大する効果範囲内にいるすべての人間は死亡します。RPC-021-1がREM Stage 4に入ると効果範囲はおよそ安定した速度で拡大し、最大半径は約25kmになります。検死の結果、死因は致死性不眠症の最終段階に似ていることが分かりました。

RPC-021は19██年3月23日、機関のエージェントがエジプトの都市██████付近で発生した████人以上の死亡の報告を行った際に発見されました。特殊機動部隊が動員され、幸いにもRPC-021-1が████の近くで眠りに落ちるまでに死の原因を解明することに成功しました。エージェントはRPC-021-1にRPC-021にかかった場所についての質問をしようとしましたが、RPC-021-1は首尾一貫して答えることができず、彼が睡眠不足の後期段階にいたことが分かりました。機構はエジプト政府と協力し、この事件をガス漏れとして偽装しました。

機構の収容期間で、RPC-021がRPC-021-1の加齢による死亡または睡眠不足に起因する合併症の発症を防いでいることが分かりました。しかし、RPC-021-1は依然として睡眠不足以外の悪影響を受けており、彼の認知機能はひどく損なわれています。このため、研究員は彼とうまくコミュニケーションをとることができませんでした。RPC-021-1は常に大きな痛みを伴うように見え、研究員はRPC-021-1の過去の行動から、RPC-021は彼が眠りにつく前に大勢の人々を探し出すことを痛みにより強要すると理論付けました。MSTが彼を確保したときのRPC-021-1の睡眠不足の状態を考え、一部の職員は彼が最終的にRPC-021に屈するまで、長期間強要に抵抗したと信じています。現在RPC-021の起源に関する調査が進行中です。機構の研究員は今のところRPC-021-1を治療または除去することができていません。

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