RPC-011

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登録事象コード: RPC-011

オブジェクトクラス: Alpha-White

ハザードタイプ: 計測不能, 記憶操作

収容プロトコル: RPC-011は現地の民話や神話でその存在が知られているため、機構は「クラニヤード・ベイ・ファントム・パイパー・ケイブ」という名称の観光地を装い管理しています。

観光客、陰謀論者、GOIなどの驚異となりうる存在への対処は、指示書の4ページ「隠蔽プロトコル」に記載されており、標準の収容ドアを無作為に配置する、特定の質問には答えない(あるいは質問されても訝しげな態度をとる)、スタッフや一般人が特定の洞窟に入ったり特定の物に触れたりしないように警告するなどの例が挙げられています。

RPC-011の場所と保護方法はカバープロトコル Zeta-3:「アスベスト廃棄業者」に登録され、機構職員は清掃員を装って活動することが定められています。
実験を行う場合を除いてはRPC-011への立ち入りは禁止します。また、RPC-011の周囲の点検を定期的に行ってください。RPC-011への侵入防止の際に必要があれば対象の殺害を許可します。ただし、武装した職員は疑いを持たれないよう、そのことを隠すようにしてください。1

説明: RPC-011はスコットランド北部のインチナダンフ地域に存在する洞窟です。この洞窟には入り口が一つ存在し、2つの大きな空間につながっています。この空間のうち一方には小さな池と推定で地下600mまで続く長さ約5.1kmの人が通れる程度の狭い穴があります。

RPC-011の異常性は内部に入った人がスコットランド・ゲール語ではっきりと"Tha mi a’ miannachadh"2と述べた後に何らかの単語やフレーズを続けた際にのみ発現します。この単語やフレーズを述べる際にはいかなる言語を用いても構いません。RPC-011の影響を受けた対象者は、すぐに混乱して方向感覚を失い、他人の認知及び他人からの認知ができない状態になります。その後、対象者は視力が低下した状態で通常の手段では到達することのできないRPC-011内部のトンネルに移動します。このトンネルの幅は推定1.3mほどで無限に続いていると考えられています。RPC-011の異常性の第二段階は対象者がこのトンネル内にいるときに発現します。

被験者は振り返りながら3歩歩くことでRPC-011の入り口に戻ることができます。実験の結果、RPC-011の中でどれだけ進んだかに関わらずこの現象が起こることがわかりました。

このトンネル内にいる間に、被験者は「RPC-011-1」と指定される物体を手に入れます。この現象は、RPC-011-1をポケット内部に入っているのを発見する、衣服に装着された状態で発見する、RPC-011の中に落ちているのを発見するなど、様々な形で発生することが実験で確認されています。被験者がRPC-011-1実体を手に持ってRPC-011を脱出したにも関わらず、拾ったことを覚えていないというケースもいくつかありました。

RPC-011-1実例の詳細は以下の通りです:

文書0011-1:現在までのRPC-011-1実例のリストの一部。

登録番号 被験者 被験者が指示された願い 実例の説明
0011-1-1 CSD-9821 RPC-011について知らなかった 被験者は対照群として選ばれた。被験者はRPC-011の内部を数時間にわたって歩き回ったが何も起こらなかったため、戻るよう指示された。
0011-1-2 CSD-1211 美味しいご飯 被験者はRPC-011を脱出した後、現地のレストランのフライヤーがポケットに入っていることに気付いた。
0011-1-3 CSD-9972 仕事 対象者は機構からの給与小切手を持ってRPC-011を出た。調査の結果、対象者は数週間前にサイト-███の清掃員として採用されたが、管理上の不備で誤ってCSDとして登録されていたことが判明した。
0011-1-4 CSD-2718 美味しい飲み物 被験者は水に浸かった状態でRPC-011から脱出した。
0011-1-5 CSD-2341 RPC-011からの脱出 被験者は即座にRPC-011の出口に出現した。
0011-1-6 CSD-2214 もう一度娘に会うこと RPC-011を脱出した時、後ろのポケットに娘の写真が入っていた。しかし、CSD-2213に子供はいない。
0011-1-7 CSD-4522 無限の願い 被験者は所持していたヘッドセットを使って、RPC-011から脱出できないと叫び始めた。被験者はさらに不安になり、トリガーフレーズとそれに続く言葉を叫びながら走り回った。その後、彼の周囲に多数の物体が出現して行く先を阻まれた。被験者はトリガーフレーズを繰り返してRPC-011からの脱出を願うよう指示され、被験者はそれを実行したが、しばらくすると攻撃を受けていると主張を始めた。被験者に説明を求めたが、被験者は叫び始め、ヘッドセットを落としたため対話は不可能となった。その後、遠くで誰かが走る音や様々な物がぶつかる音が通信が途絶えるまで数分間続いた。
0011-1-8 CSD-3678 飛行能力 被験者はおよそ340m/sの速さでRPC-011の出口から射出された。数分間の目視による追跡の後、MST Gammma-6"Yer Da does Avon3"がCSD-3678の遺留品の回収のため展開された。 被検者は、約643km離れたノルウェーの都市スタバンガーの郊外で発見された。
0011-1-9 CSD-0961 熱々のチキン 被験者はスパイシーチキンウィングの箱を抱えてRPC-011から脱出した。このチキンはすぐに被験者と支援スタッフにより█████された。
0011-1-10 CSD-8121 無限の富 膨大な量のスターリング・ポンドコインに被験者は押しつぶされた。
0011-1-11 CSD-2111 値段のつけられないもの 被験者は指示に逆らって機構マスターキーカードと銃を要求した。対象者はRPC-011の出口から突進し、ナーフガンと思われる銃を用いて複数の研究員への攻撃を試みたが、現場の警備員によって排除された。その後の検査で、被験者の後ろポケットには「マスターカード」のクレジットが入っていた。
0011-1-12 エイモス博士 被験者の生い立ち、仕事、意思 被験者は大きな本を持って戻ってきた。それは、エイモス博士の人生を描いた伝記で、彼の受胎から誕生まで、また、彼がかつての上司や部下に対して抱いていた数々の復讐の計画、彼の2番目の妻、3番目の妻、現在の妻、██████ ████████ █ ████-██.などについて詳細に書かれていた。エイモス博士は、この本を「読み応えのある作品」と表現している。

補遺: 発見ログ

RPC-011は、各地域の神話や伝説に関する定期調査の際に発見されました。 ポルターガイストと陰謀論のブログを運営していたエジンバラの男性が、「本物の願いの洞窟」を見つけたと主張し、髪の毛が良くなるように願ったところ、すぐに脱毛が治ったと発表しました。エージェントは興味を持ち、彼が洞窟の場所と2つ目の願いをライブ放送すると約束したので、彼を追うことにしました。エージェントは彼の携帯電話を隔離し、放送を防ぐことに成功しました。 20分後、収容チームがRPC-011に到着しましたが、対象者の痕跡はありませんでした。その代わりに、「より強く、より安定した人間になる」という言葉が台座に埋め込まれた追跡対象者の像があることが報告されました。

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