登録事象コード: RPC-010
オブジェクトクラス: Beta-Orange
ハザードタイプ: 高等知性, 集団的, 再生, 攻撃性
収容プロトコル: 建設、エンジニアリング会社を模したOL-収容サイト-045がRPC-010の周囲に建設されています。OL-収容サイト-045は常に標準の警備服を用意してください。認証されていない職員はフロントで止めるか、必要があれば拘留してください。
マイク付きのカメラをRPC-010-1へつながる出口の内側とドアの窓に向けて戸口の外側に設置してください。
説明: RPC-010-1は約30平方メートルの大きな小学校の教室です。その教室には生徒用の机30台、教卓1台、本棚1台、様々な啓発ポスター、黒板1枚があります。RPC-010-1には唯一の戸口を通して、13歳未満の子供のみが入ることができます。13歳以上の者がその教室に入ろうとするすべての試みは失敗に終わっています(研究ログ-010-2を参照してください)。RPC-010-1はかつてマサチューセッツ州の██████████にある「████████████ Elementary」の一部でした。
RPC-010-2は腰に黒いレースがついた赤いドレスを着ている40代半ばの白人女性です。また、RPC-010-2は厚い老眼鏡をかけており、髪は丸く束ねています。RPC-010-2は彼女の教室では「ジャクソン先生」と呼ばれています。RPC-010-2は飲食や睡眠への欲求や必要性を全く示さず、常に彼女の教室で起こることを監視しています。
RPC-010-3-XはRPC-010-2の「教室」内にいる子どもたちです。この生徒たちはRPC-010-2の生徒に見えます。彼らの中にはRPC-010-1の中に[削除済み]年住んでいるのにも関わらず加齢の様子を全く見せません。RPC-010-3実例は食料や水に対する欲求を示しますが活動のための栄養を必要としているようには全く思われません。その教室の中にいる生徒たちはRPC-010-1の中に閉じ込められていることに気づいていますが、これまでのところ逃走を試みたという記録はありません。RPC-010-2に対して文句を言った生徒はしばしば厳しい罰を受けることになります(観察ログ-010-4を参照してください)。現在、31人の生徒がRPC-010-1の中にいます。
RPC-010-1において典型的な「授業日」は06:00に始まり、00:00に終わります。この「授業日」においてRPC-010-2は作文や算数、理科などの典型的な3年生のカリキュラムに沿った活動を行います。時折、RPC-010-2は「読み聞かせタイム」を開き、物語を生徒たちに読み聞かせます。この物語は不安にさせるような内容のもので、多くの場合強姦や殺人、反逆を含みます。こうした活動に参加できなかった生徒や役割を果たせなかった生徒はRPC-010-2に厳しく罰せられます。RPC-010-2がRPC-010-3実例に接する際、その対応は無関心なものから極めて暴力的なものまで異なります。RPC-010-2はよく生徒を「矯正」することに対する願望を見せ、生徒が彼女の期待に添えなかった場合、頻繁に叩いたり苛責したり殺害したりします。生徒が殺害された場合には他の生徒が残されたものを回収し、それらを「ハッピーボックス」と呼ばれる箱に入れます。それからちょうど1時間後、殺害されたRPC-010-3実例の完全なコピーが箱から現れ、コピーもとの実例が請け負っていた役割を引き受けます。これが箱の中にある治癒する要素によるものか単に生徒の新しいコピーが生成されているだけなのかは現在のところ不明です。加えてハッピーボックスに入れられたものは生徒が現れる際に消滅します。RPC-010-2による罰の死亡率は約30%です。授業が「終わる」とRPC-010-2は「おやすみタイム」を始め、生徒たちは眠ることが許されますが、RPC-010-2はデスクで監視を続けます。
13歳未満の子供はRPC-010-1の扉を開けることができますが、子供が完全に部屋に入ると扉は勢いよく閉まり、入った子供はRPC-010-3実例に指定されます。
RPC-010は警察が地元の小学校の教師であるジャクソン先生の教室に呼ばれた際、扉を開けることができなかったことにより発見され、警察の回線を監視していた機構のエージェントが現場を調査し、隔離しました。地元住民に対するクラスA記憶処理により学校は閉鎖され、機構が管理することになりました。