オブジェクトクラス
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オブジェクトクラス


前提知識

RPC機構により発見、あるいは収容され、データベース化された全てのオブジェクトは、それらが持つ異常性をもとに2つの観点から評価・分類されます。これは、似たような性質を持つオブジェクトがほとんど無いために、職員がオブジェクトの危険性を迅速かつ効率的に把握・説明し、それらを正しく取り扱うために必要なものです。全てのオブジェクトは収容難度によって7種、危険性によって6種に分類され、この2つを組み合わせた42種の"オブジェクトクラス"が報告書に記述されます。

収容難度と危険性

収容難度による分類は、文字通りそのオブジェクトを収容することの難しさを表します。いくつかのオブジェクトは容易に収容できますが、これはそのオブジェクトが他のものよりも危険性や致死性が低いということではありません。収容が極めて容易なオブジェクトが世界を終わらせるほどの力を持っている場合もあり、反対に極めて収容が難しいオブジェクトでもほとんど無害であることもあります。危険性による分類は、そのオブジェクトが持つ単純な破壊・殺傷能力を表しています。

オブジェクトクラス

オブジェクトクラスは、そのオブジェクトの収容難度と危険性による分類を組み合わせたものです。例えば、収容難度評価がOmegaクラス、危険性評価がBlackクラスであった場合、オブジェクトクラスは"Omega-Black"になります。

また、ここで言う”オブジェクト”とは、異常性のある生物・物体、その他すべてのものを指しています。必ずしも物理的な形を持たない、例えば情報や概念であるかもしれないことに注意してください。

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